4月にはじめて行った、園で収穫した野菜でのピザ作り。同じ材料(生地)を使用しながら、上にのせる食材を自分たちで育てた、季節感の味わえる旬の野菜を使用することで、園内で採れる色々な季節の野菜に興味を持ち、旬の野菜を好きになってもらいたいという願いを持って行っています。
当初は第2回目を夏野菜を使って真夏に行おうと思っていましたが、6月2日に収穫したジャガイモが思いのほかたくさん収穫できたこと、また栽培しているナスが早く食べごろになってきたことから6月23日(金)にジャガイモとナスを使ったピザ作りをしました。
この日の朝、子どもたちと保育士でナスを2本収穫。
「お顔よりもなが~い!」収穫の喜びの声がきかれました。
調理は2・3歳児の子どもたちの目の前で保育士が行いました。
ナスを切るとその断面を見た3歳児の子どもたちから「何かあるよ(タネ)」とさっそく驚き、発見をしていました。
ジャガイモは薄切りにして塩ゆでします。「お風呂に入っているみたいだね~」
これらの野菜をチーズとともにピザ生地の上に乗せて専用のピザ焼き器で焼くと・・・
こんなにおいしそうなピザのできあがり!
「いい匂い!」「おいしそう!」どの子も食べるのを待ちわびています。
「(ナスが)あま~い!」「ナスの味がするね。」など感想の声が聞かれ、どの子もおいしそうに完食。
お迎え時に保護者の方に伝達すると「えっ、ナスを食べたんですか?!」と驚きの声も聞かれました。
みんなで育て、みんなで作ったできたてのピザ。味わいはきっと体験の喜びとともにあるのでしょうね。
現在園庭では夏野菜がグングン育っている真っ最中!盛夏には園で栽培したピーマンやパプリカ、トマトなどを使ったピザを作って味わいたいなと考えています。今後もこうした直接子どもたちが関われる体験から、旬の野菜の素材の味を楽しんだり、野菜の栄養をしっかり取り入れていくことにつなげていきたいと思います。
(岸)